雑記

サイモン・ペッグという男1

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 好きに書いていいとのことで、外国かぶれの私は海外俳優・アーティストについて取り上げたいと思う。1人あたり4回の予定だけども、予定は予定。

 サイモン・ペッグ Simon Pegg、1970年2月14日生まれ(バレンタイン!なんとロマンティックな……)、イングランド・グロスタシャー出身、コメディアンで俳優で脚本家。
代表作は「スリー・フレーバー・コルネット3部作」と呼ばれる、エドガー・ライト監督のコメディ作品群。中でも『ショーン・オブ・ザ・デッド』は有名。「コメディ 名作」でググればばっちりヒットする。
ハリウッド作品では『ミッション:インポッシブル』シリーズ、『スター・トレック』シリーズ、最近だと『レディ・プレイヤー1』。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にもコッソリ出演している。……こう見るとすごい。いや実際すごい。

 彼は自伝を出版している。タイトルは"Nerd Do Well: A Small Boy's Journey to Becoming a Big Kid"。邦訳はされていないので、英語で読むしかない。
バカの私は今、この本を四苦八苦しながら読んでいる。英語ってこんなに難しかったっけ?ツラァイ。口語的な単語や言い回しを知らなすぎる。
あ、そうだ。せっかく読むのなら、ここで内容を一部紹介していけばいいんだ。え?いやだって、そうでもしないと、挫折しそうだから……頑張るね私。

 さてタイトルの通り、サイモンはオタク Nerdである。
 J・J・エイブラムスと懇ろになって、スター・トレックとスター・ウォーズの両方に出演し、スピルバーグの最新SFにまで出演したオタク。モンスター級のオタクである。例えていうなら、ジブリとドラえもんに出た大泉洋。うん、何か違う。
 これだけ人気のあるサイモンはしかし、ハンサムではない。
 というかイギリス俳優にはハンサムが少ない気がする。ベネディクト・カンバーバッチはスゲー良い声だけどやや面長だし、マーティン・フリーマンは愛嬌のある顔だけど名前がギタリストと被ってる。いや、ほんとわからんくなるよね。
 やっぱりハンサムっていうと、スタトレに一緒に出てたクリス・パイン、MCUのクリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、クリス・プラットが思い浮かぶ。つまりクリス=ハンサム。将来子供にはクリスって名づけようと思う。それかペットのクワガタ。
 しかしサイモンはハンサムではなく、それでも成功しているから、「どうしてハンサムではないのに成功したのか?」という点ばかりメディアで取り上げられる。そのせいで自伝を書くことにも乗り気ではなかったそうな。

 それよりも彼が書きたかったのは「優雅でハンサムなスーパーヒーローとそのロボット執事」の物語だった。だから自伝の中に、ちょくちょくこのフィクションの一節が差し込まれている。これがめちゃくちゃ面白いというか、すごく笑える。主人公のサイモンは、地下の洞穴でハイテク装置に囲まれていて、モニターをハンサムに見えるようしかめ面でにらんだと思ったら、YouTubeでケツからベビーパウダーを噴出する赤ちゃんの動画を見て大爆笑する。こう書くと全然面白くねぇな、どういうこったよ。
 そう。サイモンはなによりコメディアンである。
 彼の自伝はユーモアにあふれている。ファンならば読むべきだし、そうでないみなさんにも是非お勧めしたい。すごーく笑える。

 何?私がここで書くなら読まなくてもいいって?
 おバカさんだなぁ。あなた、私がバカだってこと忘れてらっしゃる。

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